小田切 ― 都市と山のあいだにある和らぎの地

小田切は、どんな土地でしょうか

小田切は、長野市街地の西、善光寺平の背後に連なる山間の土地です。

街のにぎわいから車でほんの少し。
山道に入ると、空気がやわらぎます。
街の気配をまだ感じながら、すっと山へ入っていく。

そこには、山村ならではの静かな間(ま)が広がっています。
小田切は、都市と山のあいだにある、調えの地です。

はざまに在るということ

この地は、善光寺平と西山の境にあります。
世のすぐ外側にありながら、世の流れ、そのものには乗らない。

強く前に出ることもなく、深く閉じることもない。
そのあいだで、静かに在り続けてきました。

緩め、調える働き

世の動きは速い。
人も、情報も、役割も。
けれど小田切に入ると、その速さがわずかにほどけます。

外からの圧を受け止め、ゆっくりと整え直す。
抗うのではなく、調える。
それがこの地の働きです。

暮らしの距離感

ここに在りては、縛られもせず、
さりとて孤り立つでもなし。

人びとは、ほどよい距離を保ちながら、
世の流れをやわらかく受け流してきました。

山と都市のあわいにあって、呼吸を保つ。
その距離感が、この土地のかたちをつくっています。

結び — 山と世のあわいで呼吸を調える地

小田切は、山と世の流れのあわいにあります。
呼吸が調い、世のせわしさがほどける土地。

強く主張するわけではないけれど、
確かに、調え直す力をもっている。

それが、小田切という場所です。

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