村の履歴書 ― 祈りと理(ことわり)を紡ぐ物語たち

村の履歴書は、はるか古(いにしえ)の物語。

── 遥かなる記憶の彼方に眠る物語を、そっと呼び覚ます。

山奥や限界集落に息づく、かつての暮らしの面影。

鎌倉武士が逃れ、縄文の息吹と交わりながら築いた集落──。

さらに奥つ方を見つめれば──

一瞬、煌めくように立ち現れる魂の物語。

今もなお、その地には、記憶の残響が風に乗って漂い、いにしえの風景として静かに息づいているのです。

『村の履歴書』は──「地の奥つ方に宿る、記憶のたまゆら」。

いにしえに刻まれた記憶を掘り起こし、地域の誇りを目覚めさせ、静かに未来へと紡ぐ試みです。

▶ それでは──記憶と祈りが息づく村々へ、ご案内いたします。

信濃國【諏訪】国津神の祈り — 胎動の地、静かに満ちぬ
諏訪|国家の基を支える、国津神の祈り宿る ...
信濃國【鬼無里】— 東と西、“日本”を結び留むる縁の地
鬼無里|封じと祈りの地、国を繋ぎし静謐の ...
信濃國【中条】— 縄文の穂を祀りて、山の雅を語らう地
中条|穂と祈りが紡ぐ、静謐なる山の記憶 ...
信濃國【泰阜村】ー和して栖(す)む、祈りの泰き村
泰阜村|遥か彼方から、風に乗ってやってき ...
信濃國【宮田村】— 熱量の砦・ヤマト王権の志を未来へ紡ぐ
宮田村|王権の志が風に宿る、暮らしと志の ...